飲食店アンケート
飲食店の料理アンケート|味・量・温度・価格の質問例
飲食店アンケートで「料理はいかがでしたか?」と聞くと全体の印象は分かります。しかし改善したい場合は、味、温度、量、見た目、価格とのバランスなどに分けた方が原因を確認しやすくなります。
この記事では、質問を増やしすぎず、料理について実際の改善につなげられる聞き方を整理します。
料理アンケートは「何が良い・気になるか」を分解する
料理の総合評価だけでは、味なのか量なのか温度なのかを特定できません。店舗で変更できる要素へ分けて聞くと、結果を使いやすくなります。
ただし、すべての料理について毎回細かく質問すると長くなります。通常は料理全体の評価を短く聞き、特定メニューを改善したい期間だけ追加質問を使います。
「料理」という大きな項目で気になる回答が続いたときに、次の期間だけ味・温度・量などへ掘り下げる方法なら、日常アンケートの負担を増やしすぎずに原因候補を確認できます。
特定メニューを調べるなら料理名を出す
複数の料理を注文した人へ「料理の味はいかがでしたか?」と聞いても、どの料理について答えているのか曖昧になる場合があります。
例えば「オムレツのお味はいかがでしたか?」のように料理名を具体的にすると、評価対象が明確になります。食べログの飲食店向けガイドでも、店のウリのメニューについて具体的なメニュー名を使う質問例が示されています。
新メニューの評価なら、通常アンケートと分けて期間限定にする方法もあります。注文していない人へ評価を求めないよう、対象者も合わせます。
料理について聞く質問例
| 項目 | 質問例 |
|---|---|
| 総合 | 本日の料理はいかがでしたか? |
| 味 | 味付けはいかがでしたか? |
| 温度 | 料理の温度はいかがでしたか? |
| 量 | 量はいかがでしたか? 多い/ちょうどよい/少ない |
| 見た目 | 盛り付け・見た目はいかがでしたか? |
| 価値 | 料理と価格のバランスはいかがでしたか? |
| 自由記述 | 料理について気になった点があれば教えてください |
通常アンケートで全部を聞くのではなく、「今この答えを受け取ったら何を確認するか」が決まっている項目を選びます。
回答の選択肢は、改善判断に使える形にする
同じ料理評価でも、項目によって適した選択肢は違います。量なら「多い/ちょうどよい/少ない」、温度なら「熱すぎた/ちょうどよい/ぬるく感じた」など、方向が分かる選択肢にすると改善対象を確認しやすくなります。
一方、「味は5点中何点ですか?」のような点数だけでは、低い理由が濃さなのか甘さなのか分かりません。必要なら任意コメントや追加質問で背景を補います。
選択肢を細かくしすぎると回答負担と集計項目が増えるため、店舗側が変更できる粒度までにします。
「味」だけで料理品質を判断しない
味の評価が低いとレシピを変更したくなりますが、コメントを見ると「冷めていた」「量が少なかった」「提供が遅く食べる順番が崩れた」など別の理由が含まれることがあります。
料理品質を考えるときは、味、温度、量、盛り付け、提供状態を分けて確認します。厨房側で再現性があるか、時間帯によって差がないかも現場で見ます。
同じレシピでも盛り付けから配膳までの時間で温度が変わるなど、回答が料理そのもの以外の工程を示していることもあります。アンケートだけで原因を確定しません。
価格評価は料理とのバランスで聞く
単純に「価格は高いですか?」と聞くと、安い方がよいという回答になりやすい場合があります。店舗改善に使うなら「料理と価格のバランスはいかがでしたか?」のように、体験との関係で聞く方法があります。
高いと感じた声が出た場合も、すぐ値下げと決めず、量、品質、説明、付加価値などを確認します。価格は店舗の原価やコンセプトとも関係するため、アンケートだけで決めません。
値上げ前後を比べたい場合は、質問文や選択肢を揃え、注文数や商品構成など別のデータも合わせて判断します。
結果は料理開発・オペレーションの確認へつなげる
「温度」が気になるなら盛り付けから配膳まで、「量」が気になるなら盛り付け基準、「味」にばらつきがあるならレシピや計量方法など、確認する工程を具体化します。
改善後は同じ質問を一定期間残して変化を確認します。変化があっても施策だけが原因と断定せず、時間帯や注文構成なども確認します。
新メニューだけを調べたい場合は新メニューアンケートの作り方、全体の質問候補は飲食店アンケートの質問例20選で整理しています。
参考情報
- 食べログ「飲食店におけるアンケート」 — 具体的なメニュー名を使う質問例
- Zoho Survey「店内飲食に関するアンケート」 — 味・食材品質・温度などの評価項目
- formLab「飲食店アンケートテンプレート」 — メニューに関する質問項目
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自由記述では料理名と具体的な状態を見る
「料理が微妙だった」というコメントだけでは改善対象が曖昧です。「○○が冷めていた」「△△は量が多かった」のように具体的な内容があれば、該当メニューと工程を確認できます。
同じ料理について似たコメントが続くかを見ます。1件の強い意見だけで全メニューを変えるのではなく、注文数、他の回答、実際の調理状態と合わせます。
良かったコメントも残し、「また食べたい」「この量がちょうどよい」といった声がどのメニューに集中しているかを見ると、維持したい品質も分かります。