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飲食店アンケート

飲食店アンケートの作り方|質問例とQRでお客様の声を集める方法

飲食店でアンケートを始めようとしても、「何を聞けばいいのか」「紙とQRのどちらがいいのか」「集めた回答をいつ確認するのか」まで考えると、意外と準備することがあります。

特に小さなお店では、詳しい調査票を作ることより、無理なく続けられて改善につながる声を拾えることの方が重要です。この記事では、質問内容だけでなく、設置・回答・確認・改善までを一つの運用として整理します。

公開日 2026年8月22日

飲食店アンケートは、何のために行う?

飲食店でアンケートを始めると、「どんな質問を作るか」に目が向きがちです。しかし最初に決めたいのは、アンケートを使って何を知りたいのかです。

料理への評価を知りたいのか、接客や提供時間に気になる点がないか知りたいのか、店内の雰囲気や清潔さについて確認したいのかによって、必要な質問は変わります。

目的が曖昧なまま質問を増やすと、回答は集まっても「結局どこを直せばいいのか」が分かりにくくなります。逆に、改善したい対象が決まっていれば、必要な質問はかなり絞れます。

質問を作る前に決めること「この回答を受け取ったら、店側は何を確認・改善するのか」を1つずつ考えます。使い道が思いつかない質問は、最初から入れなくても構いません。

大切なのは、聞けることを全部聞くのではなく、回答を受け取った後にお店で活かせることを聞くことです。

小さな飲食店なら、質問を増やしすぎない

本格的な顧客調査では、来店目的、利用頻度、料理、接客、価格、再来店意向など多くの項目を調べられます。ただし、小さな飲食店の日常的なアンケートで毎回そこまで詳しく聞く必要があるとは限りません。

質問が増えるほど、お客様は読む・選ぶ・入力する作業が増えます。店側も集計項目が増え、営業後に確認しづらくなります。日常的な「ご意見箱」と、期間を区切って行う詳しい調査は分けて考える方が運用しやすくなります。

まずは「全体としてどうだったか」「何が印象に残ったか」「ほかに伝えたいことがあるか」という程度から始めてもよいでしょう。新メニューの評価など、特定のテーマを詳しく知りたい期間だけ質問を追加する方法もあります。

続けられることを優先するアンケートを一度だけ詳しく作ることより、営業の中で無理なく継続して声を受け取れることを重視します。

飲食店アンケートの質問例

たとえば、次のような3段階にするとシンプルです。

順番質問例回答方法
1今日のお食事はいかがでしたか?4〜5段階などの選択式
2印象に残ったところは?料理・接客・提供時間・清潔さ・雰囲気・価格など
3もしよければ一言お願いします任意の自由記述

1問目では全体的な印象を取り、2問目で「何についての評価なのか」を分け、3問目で選択肢だけでは拾えない内容を任意で書いてもらいます。

選択式を中心にして、最後だけ自由記述にすると、お客様は短く回答でき、お店側も結果を整理しやすくなります。自由記述を必須にしないことで、「特にコメントはないが評価だけ伝えたい」というお客様も回答できます。

「ミセコエ」も現在、全体評価 → 料理・接客・提供時間・店内・清潔さ・雰囲気・価格の複数選択 → 任意コメント、という3ステップです。

具体的な質問候補は「飲食店アンケートの質問例20選」で詳しく紹介しています。

紙・Googleフォーム・QRアンケートはどう違う?

アンケート内容が同じでも、回答方法によって店舗側の運用は変わります。

方法向いているケース店舗側で必要なこと
スマホを使わないお客様にも答えてほしい用紙・ペンの準備、回収、保管、集計
Googleフォーム費用をかけず自分で設計したいフォーム作成、公開設定、QR・POP作成、結果確認
専用QRアンケートフォームや通知まで含めて運用を簡単にしたいサービスごとの初期設定と日々の確認

紙のアンケートはテーブルに置いたり会計時に渡したりでき、スマートフォンを使わないお客様にも回答してもらえます。一方、回答用紙の保管や集計を自分たちで行う必要があります。

Googleフォームなどのオンラインフォームなら、入力された回答をデジタルで管理できます。フォームのURLからQRコードを作って店内に置く方法もあります。

Googleフォームは無料で自分で設計できる点が魅力です。一方、設問作成、公開設定、QRコードやPOPの準備、回答確認などは自分で行います。

Googleフォームで自作する手順を見る

QRコードはどこに置く?

QRアンケートは、作ること以上に「お客様の目に入る場所へ置くこと」が重要です。候補になるのはテーブル、レジ周辺、レシートやショップカード、テイクアウト商品と一緒に渡すカードなどです。

店内飲食ならテーブル、会計時に案内したいならレジ横、テイクアウト中心なら商品と一緒に渡すカードなど、利用場面から考えます。どこに置く場合も、QRコードだけではなく「何について答えるものか」を近くに表示します。

設置後は、メニューや調味料に隠れていないか、汚れや折れで読み取りづらくなっていないかも確認します。位置を固定して終わりではなく、実際の営業導線の中で見えるかを見ることが大切です。

QRアンケートの設置・運用方法を詳しく見る

回答しやすいアンケートにする

アンケートを設置しても、お客様にとって負担が大きければ回答されにくくなります。最初は回答必須の項目をできるだけ少なくし、自由記述は書きたい人だけ入力できる形にする方法があります。

「3問です」「選択式中心です」のように、実際の内容に合った範囲で回答ボリュームを読み取り前に伝える方法もあります。一方、実測していないのに「必ず30秒で終わる」といった断定をする必要はありません。

また、「満足しましたか?」のように特定の答えを前提とするより、「今日のお食事はいかがでしたか?」のように中立的に聞く方が、実際の体験を拾いやすくなります。

公開前には店舗側でもスマートフォンで回答し、文字の大きさ、タップのしやすさ、必須入力、送信完了まで確認します。

答えやすくする具体策は「回答率を上げる7つの方法」で整理しています。

「帰った後に読む声」だけで十分とは限らない

一般的なアンケートは、回答を集めて後から確認します。しかし飲食店では、「料理がなかなか来ない」「注文について確認したい」といった内容は、お客様がまだ店内にいる間に気づければ確認できる可能性があります。

そこで、通常のアンケートと「今伝えたいこと」を分ける方法があります。すべての低評価を緊急扱いするとスタッフへの通知が増え、単なる感想まで即時対応が必要なように見えてしまいます。

「ミセコエ」では、お客様が「気になる点があった」と回答した場合に、まだ店内にいるかを確認し、そのうえで本人が希望した場合だけ「スタッフに伝える」を選べる設計です。

低評価を自動で緊急通知する仕組みではありませんお客様自身が「今伝えたい」と選んだ声だけを、店内にいる間の確認対象として分けています。

集めたアンケートは、いつ確認する?

アンケートは集めるだけでは店舗改善につながりません。一方、小規模店で営業中に何度も管理画面を見るのも現実的ではありません。

通常の回答は営業後などにまとめて見る。今確認した方がよい声だけ別に知らせる。このように確認タイミングを分ける方法があります。

「ミセコエ」は通常回答を蓄積し、その日の回答をLINEでまとめて確認できる設計です。回答が0件の日は日次通知を送りません。

誰が見るかも決めておくと運用が止まりにくくなります。店長が営業後に見る、週末に1週間分を振り返るなど、店舗の規模に合ったルールで構いません。

集めた回答を店舗改善につなげる

1件の回答だけで「店全体に問題がある」と判断する必要はありません。アンケートは、個別の声と同時に、似た内容が繰り返されていないかを見るためにも使えます。

たとえば「提供時間」が数日続けて選ばれているなら、曜日や時間帯、注文が集中するメニューなどを確認するきっかけになります。「料理」の評価が良くても自由記述で量について同じ声が続くなら、量の聞き方を次回のアンケートで追加することもできます。

重要なのは、回答数だけを追うのではなく、回答から次の確認行動につながるかです。改善後も同じ質問を継続すれば、以前と比べて声の傾向がどう変わったかを見る材料になります。

Google口コミと店内アンケートは別のもの

Google口コミはGoogle検索やGoogleマップなどで公開される投稿です。一方、店内アンケートは、お店自身がサービス改善のために回答を集める仕組みとして利用できます。

Googleは、ビジネスプロフィールから口コミ投稿用のリンクやQRコードを作る方法を公式に提供しています。ただし、口コミと引き換えの割引・無料商品などのインセンティブや、肯定的な口コミだけを選んで依頼することは禁止されています。

そのため「アンケートで高評価だった人だけGoogle口コミへ案内する」といった使い方は避けます。内部アンケートは改善のため、Google口コミは公開レビューとして、それぞれ別の役割で運用します。

「ミセコエ」からGoogle口コミへ自動投稿する機能はありません。公開口コミを集める施策と、店舗内部で改善材料となる声を集める施策は分けて考えます。

口コミとアンケートの違いを詳しく比較する

最初から完璧なアンケートを作らなくてよい

初めて始める段階では、質問数・設置場所・確認頻度をすべて最適化する必要はありません。まず短い質問を1か所に置き、実際に回答が届くか、店側が確認を続けられるかを見ます。

回答を見て「この項目をもう少し詳しく聞きたい」と分かってから質問を追加する方が、目的のない設問を増やさずに済みます。逆に、使っていない質問は減らして構いません。

お客様が答えやすいこと、店舗が確認しやすいこと、届いた声を改善に使えること。この3つが回る形を作ることが、継続的な飲食店アンケートの出発点です。

参考情報

外部情報は記事公開時点で確認した内容です。サービス仕様や各社ポリシーは変更される場合があります。

ミセコエ

アンケートを一から作らず、店内の声の入口を用意できます。

店名を登録してQRを設置すれば、お客様はログインせず回答できます。通常の声はまとめて確認し、「今、お店に伝えたい」と本人が希望した声はLINEで気づける設計です。

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