飲食店アンケート
Googleフォームで飲食店アンケートを作る方法|QRコードで店内に設置する手順
Googleフォームを使えば、飲食店のお客様アンケートを自分で作成し、回答者用URLをQRコードにして店内へ置けます。
ここでは、質問設定から公開、ログイン要否、QR化、スマホ確認、回答管理までを一連の手順として整理します。無料で自作する場合でも、フォームを作ったところで終わらず「お客様が回答できるか」「店舗が確認を続けられるか」まで確認します。
1. Googleフォームで新しいフォームを作る
Googleフォームを開き、「空白のフォーム」から作成します。フォーム名は「○○店 お客様アンケート」など、回答者が何のページか分かる名称にします。
説明欄には「ご来店ありがとうございます。今後のお店づくりのため、よろしければ本日のご感想をお聞かせください。」程度の短い説明を入れられます。
店内QRから開くことを前提にするなら、長い前置きよりも、何のためのアンケートかを最初の画面で簡潔に伝える方が分かりやすくなります。
2. 最初は質問を3つ程度に絞る
Googleフォームではラジオボタン、チェックボックス、記述式など複数の質問形式を使えます。日常的な飲食店アンケートなら、まず次のような構成から始められます。
| 質問 | 形式 | 必須の考え方 |
|---|---|---|
| 今日のお食事はいかがでしたか? | ラジオボタン | 基本質問なら必須にしやすい |
| 印象に残ったところは? | チェックボックス | 目的に応じて設定 |
| お店に伝えたいことがあれば教えてください | 段落・記述式 | 任意にしやすい |
自由記述を必須にすると文章入力が必要になります。日常的な短いアンケートなら、選択式だけでも送信できる形にする方法があります。
3. お客様にGoogleログインを要求しない設定か確認する
飲食店アンケートで特に注意したい部分です。Google公式によると、「回答を1回に制限する」を有効にすると、回答者はGoogleアカウントへのログインが必要になります。
不特定多数のお客様が店内QRから答える場合、「1人1回答」が本当に必要かを考えてから設定します。重複回答を完全に防ぐことより、ログインなしで気軽に回答してもらうことを優先するケースもあります。
メールアドレス収集なども用途に合わせて確認し、不要な個人情報を最初から求めない設計も検討できます。
4. フォームを公開する
質問が完成したら、回答者がアクセスできる状態にします。現在のGoogleフォームでは、回答者がフォームへアクセスできるよう公開し、用途に応じて回答者アクセスの範囲を確認します。
一般のお客様向けなら、特定の組織やGoogleアカウントだけに制限されていないか確認します。Googleフォームは近年、公開・回答者アクセスのUIが変更されているため、古い画面説明よりGoogle公式ヘルプを優先します。
公開後も、設定を変更した際には再度回答者側から開いて確認します。
5. 回答者用のリンクをコピーする
公開したフォームから、お客様がアクセスする回答者用リンクを取得します。編集画面のURLではなく、回答者が開くURLを使います。
取得したリンクは一度ブラウザで開き、編集権限がない状態で回答画面が表示されることを確認します。QRコードへ変換する前にURLそのものを確認しておくと、誤ったリンクを印刷するリスクを減らせます。
6. 回答用URLをQRコードにする
回答者用URLをQRコードへ変換します。QR画像だけを置くのではなく、「今日のお食事について教えてください」など何のQRなのか分かる案内と一緒に掲載します。
匿名で回答できる、ログイン不要などの条件を表示する場合は、実際のGoogleフォーム設定と一致していることを確認します。
印刷前には画面上のQRだけでなく、実際の印刷サイズでも読み取れるかを確認します。レシートや小さなカードに載せる場合は特に実機確認が必要です。
7. 店舗へ置く前にスマートフォンから回答する
QRを印刷する前に、自分自身で最初から最後まで回答します。文字、ボタン、必須項目、ログイン要求、送信完了まで確認します。
- QRから正しいフォームが開く
- スマホで質問を読みやすい
- 選択肢をタップしやすい
- 自由記述を不要なら飛ばせる
- Googleログインが意図せず要求されない
- 不要なメールアドレス収集がない
- 最後まで送信できる
可能ならGoogleアカウントへログインしていないブラウザでも試し、お客様に近い状態を確認します。
8. テーブルやレジなどにQRを設置する
問題なく回答できたら印刷します。食後に目へ入りやすいテーブル、会計時に案内できるレジ付近、テイクアウト商品と一緒に渡すカードなどが候補です。
設置後は、メニューや備品に隠れていないか、汚れや折れでQRが読み取りにくくなっていないかも確認します。
9. 回答を確認する
Googleフォームでは「回答」画面から概要や個別回答を確認できます。Googleスプレッドシートと接続して保存したり、必要に応じてCSVとして扱ったりすることもできます。
回答件数が少ないうちはフォーム画面を見るだけでも十分です。件数が増え、期間ごとの分析が必要になったらスプレッドシートを利用できます。
自由記述だけを見るのではなく、選択式の項目で同じ傾向が続いていないかも確認します。1件だけで店舗全体を断定せず、繰り返し出る声を改善の手がかりとして扱います。
10. 「誰がいつ見るか」を決める
Googleフォームは回答を自動で保存できますが、店舗改善まで自動で行われるわけではありません。営業後に店長が見る、週に一度スタッフで確認するなど、回答を見るタイミングを決めます。
また、店内にいる間に確認した方がよい声を扱いたい場合は、Googleフォーム単体とは別に通知や確認フローを設計する必要があります。通常回答の集計とリアルタイム対応は別の課題です。
Googleフォームと専用サービスはどう使い分ける?
Googleフォームは無料で自由に設計できる有力な選択肢です。自分でフォーム、QR、POP、回答確認を運用できるなら、まずGoogleフォームで始めても問題ありません。
| Googleフォーム | ミセコエ | |
|---|---|---|
| 質問作成 | 自分で設定 | あらかじめ用意 |
| QR・案内 | 自分で準備 | 店舗用QRを用意 |
| お客様のログイン | 設定による | 不要 |
| 通常回答 | Forms・Sheets等で確認 | 蓄積・日次LINE通知 |
| 今伝えたい声 | 別途仕組みが必要 | 本人希望時にLINE通知 |
| カスタマイズ性 | 高い | シンプルな固定設計 |
自由に設計したいならGoogleフォーム、設定や確認作業を減らしたいなら専用サービスという違いです。
最初はGoogleフォームで試し、運用負担が見えてから専用サービスを検討する方法もあります。
公開前チェックリスト
- 回答者用URLを使っている
- 一般のお客様がアクセスできる公開設定になっている
- 「回答を1回に制限する」などでログインを意図せず必須にしていない
- 不要なメールアドレスや個人情報を収集していない
- スマートフォンで最後まで送信できる
- QRの目的が店内POPで分かる
- 回答を誰がいつ確認するか決めている
ここまで確認してから店内へ置けば、「フォームを作っただけ」で止まらず、実際に運用できる状態に近づきます。
参考情報
- Google Docs Editors Help「Google フォームでフォームを作成する」 — 質問形式・フォーム作成
- Google Docs Editors Help「フォームを公開して回答者と共有する」 — 公開・回答者アクセス・1回制限
- Google Docs Editors Help「フォームの回答を表示、管理する」 — 回答確認・メールアドレス収集
外部情報は記事公開時点で確認した内容です。サービス仕様や各社ポリシーは変更される場合があります。
ミセコエ
アンケートを一から作らず、店内の声の入口を用意できます。
店名を登録してQRを設置すれば、お客様はログインせず回答できます。通常の声はまとめて確認し、「今、お店に伝えたい」と本人が希望した声はLINEで気づける設計です。
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