飲食店アンケート
飲食店アンケートの回答率を上げる7つの方法|答えやすいQRアンケートの作り方
QRコードを置いたのに回答が少ないとき、いきなり特典やキャンペーンを増やす前に、回答までの手間を見直せます。
ここでは平均回答率のような一律の数字を置かず、質問数・案内文・設置場所・スマホ操作など、店舗側で確認できる7つのポイントに絞ります。
1. 質問を増やしすぎない
知りたいことを全部並べると、料理、接客、提供時間、清潔さ、雰囲気、価格、来店理由、属性、再来店意向など質問が増えていきます。
日常的なアンケートなら、まず「全体としてどうだったか」「何が印象に残ったか」「伝えたいことがあるか」程度から始められます。
質問を削るときは、「この回答を受け取ったあと、店舗で何を変えるのか」を基準にします。使い道が決まっていない質問は、一度外しても構いません。
新メニューや価格改定など特定テーマを確認したい期間だけ追加質問を入れ、普段は短い基本質問へ戻す方法もあります。
2. 最初の質問は選ぶだけにする
最初から大きな自由記述欄を見せると、お客様は文章を考える必要があります。最初は「今日のお食事はいかがでしたか?」に対して選択肢をタップするだけにし、自由記述は最後の任意項目にできます。
最初の1問を答えたあとに「料理・接客・提供時間」などを選べるようにすると、詳しい文章を書かなくても何について感じたのかを伝えられます。
「ミセコエ」も最初は4つの評価から選択し、次に項目を選び、最後のコメントだけ任意入力にしています。
3. QRコードだけを置かない
店内にQRコードだけを貼っても、何のQRなのか分からなければ読み取る理由が伝わりません。「今日のお食事について教えてください」など目的が分かる文章を近くに表示します。
ログイン不要、匿名回答などの条件がある場合も、実際の仕様と一致する範囲で読み取り前に示せます。QRを開く前に「個人情報を入力するのでは」と感じる人へ、必要な情報を先に伝えられます。
店内には注文用・メニュー用・決済用など複数のQRがある場合もあります。アンケート用であることが一目で分かる見出しにします。
4. 回答にどの程度の負担があるか先に伝える
お客様からすると、QRの先に長い調査票があるのか短い質問があるのか分かりません。「3問です」「選択式中心です」など、実際の内容に合った情報を示す方法があります。
質問数を表示するなら、分岐で追加質問が出るケースも含めて誤解のない表現にします。一方、実測していないのに「必ず30秒で終わる」のような時間を保証する必要はありません。
回答の負担を減らすことと、短く見せかけることは別です。実際のフォームを短くし、その事実を案内文でも伝えます。
5. QRコードを置く場所を見直す
候補はテーブル、レジ横、レシート、テイクアウトカードなどです。食事について答えてもらいたいなら、食後に目へ入りやすい場所を考えます。
会計後に急いで帰るタイミングだけに見せるより、回答する余裕がある場面を選ぶことも重要です。テーブルへ置く場合でも、メニューや調味料の裏に隠れていないかを確認します。
回答が少ないときは質問文ばかり直さず、まず「実際にQRを見つけられるか」を店内から確認します。座席によって見え方が違う場合は、複数箇所で試す方法もあります。
6. 必要ならスタッフから一言案内する
POPを置くだけでなく、「よろしければ、お食事の感想をこちらから教えていただけるとうれしいです」程度に自然な案内をする方法もあります。
案内するタイミングも重要です。注文直後より、食事が終わったあとなど感想を持ちやすく、会話を妨げにくい場面を選びます。
回答を強制したり、「良かったら高評価をお願いします」のように内容を誘導したりはしません。アンケートは高評価を集めるためではなく、実際の体験を知るために使います。
7. スマートフォンで最後まで自分で回答する
公開前に店舗側でも実際にQRを読み取ります。
- 正しいページが開くか
- 最初の質問をすぐ理解できるか
- ボタンを押しやすいか
- 必須入力が多すぎないか
- 自由記述を不要なら飛ばせるか
- ログインを意図せず要求していないか
- 最後まで迷わず送信できるか
PCの編集画面だけで完成とせず、お客様が使う環境で確認します。可能なら画面サイズの異なるスマートフォンでも確認します。
特典を付ければよいとは限らない
自社アンケートへのクーポンなどは回答を促す一般的な方法の一つですが、まずは質問の長さ、QRの説明、設置場所、スマホ画面といった基本部分を確認します。
特典目的の回答が増えると、普段なら回答しない層が参加するなど回答者の構成が変わる可能性もあります。何を知りたいアンケートなのかに合わせて判断します。
なお、Google口コミに対して割引や無料商品などのインセンティブを提供することはGoogleのポリシーで禁止されています。自社の非公開アンケートと公開口コミのルールは分けて考えます。
「回答率」だけを追いすぎない
アンケートの目的は回答率という数字を最大化することではありません。回答数が多くても、改善に使えない質問ばかりなら意味が薄くなります。
逆に「提供時間について同じ声が続いている」「特定の料理について似た意見が出ている」といった内容が見つかれば、店舗改善の材料になります。
他店の平均より、自店で変えた前後を見る
アンケート回答率は、客層、設置場所、来店人数、スタッフからの案内、質問数など条件で変わります。そのため「飲食店なら○%が正解」という一つの数字だけで良し悪しを判断しない方が安全です。
例えば、同じ店舗で「QRだけを置いていた期間」と「目的文を追加した期間」、「レジ横だけ」と「テーブルにも設置した期間」を比べれば、自店で何が効いたかを確認できます。
一度に複数の要素を変えると原因が分かりにくくなるため、改善点を一つずつ試す方法もあります。
回答が少ないときの確認順
- QRが実際に見える場所にあるか
- 何のQRなのか案内文で分かるか
- スマホから問題なく開けるか
- 最初の質問がすぐ答えられるか
- 質問数・必須項目が多すぎないか
- 回答するタイミングが適切か
- スタッフの自然な案内を加える必要があるか
この順番で基本的な摩擦を減らしてから、特典など追加施策を検討すると、どこに問題があったかを把握しやすくなります。
参考情報
- SurveyMonkey ヘルプ「回答率」 — 長さ・分かりやすさ等の一般的な考え方
- 食べログ店舗会員向け集客・経営支援ブログ「飲食店のアンケート」 — 設問数・案内タイミング等
外部情報は記事公開時点で確認した内容です。サービス仕様や各社ポリシーは変更される場合があります。
ミセコエ
アンケートを一から作らず、店内の声の入口を用意できます。
店名を登録してQRを設置すれば、お客様はログインせず回答できます。通常の声はまとめて確認し、「今、お店に伝えたい」と本人が希望した声はLINEで気づける設計です。
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