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お客様の声

飲食店でお客様の声を活かす方法|集めた意見を店舗改善につなげる6ステップ

お客様の声は、アンケート、スタッフとの会話、公開口コミ、SNSなど複数の場所から届きます。活用するときに重要なのは、全部を一つの数字へ混ぜることではなく、出どころと内容を整理し、店舗で判断できる状態にすることです。

この記事では「改善サイクル全体」ではなく、集めた声を分類・優先順位付け・スタッフ共有できる形へ整える実務に絞って解説します。改善を継続的に回す周期や担当設計は、別記事のフィードバックループで扱います。

公開日 2026年8月22日

まず「声を使える状態に整理する」ことから始める

アンケート回答が100件あっても、口コミのスクリーンショットやスタッフのメモが別々に残っているだけでは、何を確認すべきか判断しにくくなります。

最初に行うのは、すぐ改善策を決めることではありません。「どこから届いた声か」「何についての声か」「今確認が必要か」「後から検討できるか」を分けます。

アンケート結果だけを集計・分析したい場合は飲食店アンケート結果の活かし方を参照してください。この記事では、アンケート以外の声も含めて店舗内で扱うための整理方法を扱います。

1. 声の出どころを残す

同じ「料理がおいしかった」という内容でも、店内アンケート、スタッフへの直接の会話、Google口コミ、SNS投稿では性質が異なります。

出どころ扱うときのポイント
店内アンケート同じ質問を継続して比較しやすい
直接の会話その場で追加確認できるが記録されないことがある
公開口コミ他の利用者にも公開され、質問項目は統一されない
SNS自然な反応だが、投稿した人だけの声

出どころを消して全部を「お客様の声10件」とまとめると、比較できる情報と自然発生の感想が混ざります。元のチャネルを残したまま整理します。

2. 「声の種類」と「テーマ」を別々に付ける

一つの分類軸だけでは足りないことがあります。例えば「料理の量を少なめにも選べるとうれしい」は、種類としては要望、テーマとしては料理・量です。

まず声の種類を「良かった点」「不満・苦情」「要望・提案」「質問」などに分け、その次に「料理」「接客」「提供時間」「清潔さ」「価格」などテーマを付けます。

細かすぎるカテゴリを作るとスタッフごとに分類が揺れるため、最初は店舗で次の行動が変わる程度の粒度にします。必要になったときだけ追加します。

クレーム・要望・称賛の分け方を見る

3. お客様の言葉と店舗側の解釈を分ける

「料理の提供が遅かった」というコメントから確認できるのは、お客様が提供を遅いと感じたことです。「厨房の人手不足が原因だった」まではアンケートから確定できません。

記録するときは、元の声と店舗側の確認内容を分けます。例えば「追加注文が遅かったという回答」→「19時台の追加注文伝達を確認」のように、原因を断定せず確認項目へ変換します。

声は原因の答えではなく、確認の入口注文履歴、混雑状況、スタッフの記録など、店舗側で確認できる事実と合わせて判断します。

4. 優先順位は「強い言葉」だけで決めない

長く強い文章のコメントは目立ちますが、優先度が必ず最も高いとは限りません。安全や衛生に関わる内容は1件でもすぐ確認する一方、通常の改善テーマでは繰り返し、顧客への影響、確認しやすさなどを見ます。

例えば穏やかな表現でも「追加注文が遅い」という声が複数週続いていれば、運用確認の優先度は高くなります。反対に実現コストの大きな単発要望は、次回改定時の検討事項として残すことができます。

「今確認する」「今月検討する」「次回改定時に見る」「現時点では変更しない」のように判断の段階を分けると、すべてを即対応する必要がなくなります。

5. スタッフ共有はコメント転送ではなく「要点+次の確認」にする

不満コメントをそのままグループチャットへ転送するだけでは、誰が何をすればよいか分からないことがあります。また、個人名を含む批判をそのまま広く共有すると、改善より責任追及に寄りやすくなります。

「会計案内について今週3件。同じ説明箇所で迷ったという内容。今週は案内順を確認する」のように、件数・テーマ・確認する行動をセットにします。

良かった声も共有し、「説明が分かりやすかった」「この料理をまた食べたい」といった維持したい強みも残します。

6. 「読んだ」で終わらず、対応状態を残す

声を分類した後、対応状況が分からなくなると同じ議論を繰り返します。大掛かりなシステムがなくても、表計算や共有メモで状態を付けられます。

状態例意味
未確認まだ内容を見ていない
確認中店舗側の事実を確認している
改善予定変更内容と担当が決まっている
対応済み変更・個別対応が終わった
保留次回改定など将来の判断対象

ここまで整理できれば、次は一定の周期で声を振り返り、改善後に再確認する運用へつなげられます。飲食店のフィードバックループを見る

良い声も同じように記録する

改善目的で声を見ると、不満だけを保存しがちです。しかし良かった声は「何を変えない方がよいか」を判断する材料になります。

褒められているメニュー、説明方法、接客の場面をテーマとして残しておけば、スタッフ共有や新メニュー判断にも利用できます。

「ミセコエ」では通常の良い声も気になる声も同じアンケート入口から受け取り、店舗側で確認できます。

参考情報

外部情報は記事公開時点で確認した内容です。サービス仕様や各社ポリシーは変更される場合があります。

ミセコエ

アンケートを一から作らず、店内の声の入口を用意できます。

店名を登録してQRを設置すれば、お客様はログインせず回答できます。通常の声はまとめて確認し、「今、お店に伝えたい」と本人が希望した声はLINEで気づける設計です。

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