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お客様の声

飲食店のクレーム・要望・お客様の声の違い|どう分けて対応する?

お客様から届く「気になる声」をすべてクレームとして扱う必要はありません。不満、質問、要望、改善提案、称賛では、店舗側が取る行動が違います。

また、正当な苦情とカスタマーハラスメントも同じではありません。声の内容と伝え方を分けて判断し、店舗改善に使える情報を取りこぼさないことが重要です。

公開日 2026年8月22日

「気になる声=全部クレーム」ではない

「メニューの文字をもう少し大きくしてほしい」は要望、「料理が注文と違っていた」は不満・苦情、「この料理がおいしかった」は称賛です。すべてを同じ箱へ入れると、対応すべき内容と改善のヒントが混ざります。

まず「今の利用について確認が必要か」「後から改善テーマとして扱えるか」を分け、その後に内容を分類します。

お客様の声を4〜5種類に分ける

種類主な扱い
不満・苦情注文と違う、提供が遅い事実確認・必要な対応
要望・提案子ども向けメニューがほしい改善候補として検討
質問アレルゲン情報を知りたい回答・案内改善
称賛接客が分かりやすかった強みとして共有
その他分類しにくい感想内容を見て判断

細かすぎる分類は運用が続かないため、店舗で次の行動が変わる程度の種類から始めます。

不満・苦情は「何が起きたか」を確認する

不満が届いたとき、すぐ反論したり原因を決めつけたりせず、まず具体的な事実を確認します。「提供が遅かった」なら注文時間や混雑状況、「料理が違った」ならオーダー内容を確認します。

アンケートはお客様側の体験を知る入口ですが、原因まで自動的に確定するものではありません。店舗記録やスタッフ確認と合わせます。

要望・提案は「採用できるか」ではなく「何を求めているか」を見る

「もっと安くしてほしい」「メニューを増やしてほしい」などの要望をすべて実現することはできません。しかし、複数の声に共通するニーズがあるかを見る価値はあります。

例えば「少量メニューがほしい」が続くなら、単純な値下げではなく量の選択肢を検討できるかもしれません。要望をそのまま実装するのではなく、背景にある困りごとを確認します。

良かった声も運用データとして残す

問題点だけ記録すると、店舗で何を維持すべきか分からなくなります。「説明が丁寧だった」「提供が早かった」「この料理が好き」といった声も分類して残します。

スタッフへ共有すると、良い接客の具体例や店舗の強みが見えます。新メニューの定番化など、改善以外の意思決定にも使えます。

緊急度は評価点ではなく内容と状況で決める

低めの評価が付いたからといって、すべて即時対応が必要とは限りません。「味が好みではなかった」は後から改善材料として確認できます。

一方、まだ店内にいて「注文した料理が来ていない」「スタッフへ確認したい」と本人が伝えたい場合は、その場で確認できる価値があります。

「ミセコエ」では、気になる点があった人に店内にいるかを確認し、本人が希望した場合だけスタッフへ知らせます。低評価を自動で緊急通知する設計ではありません。

正当な苦情とカスタマーハラスメントは区別する

厚生労働省は、顧客等からの苦情のすべてがカスタマーハラスメントに当たるわけではなく、社会通念上許容される範囲のものは正当な申入れだとしています。

一方、社会通念上許容される範囲を超えた言動によって労働者の就業環境が害される場合は、カスタマーハラスメントとして別の対応が必要です。農林水産省も2026年2月に飲食店向けガイドラインを策定しています。

不満を言っただけでカスハラ扱いしない内容の妥当性と、要求の手段・態様を分けて判断します。

店舗では「対応」と「改善」を分けて記録する

その場で謝罪・交換などの対応をしたとしても、同じ問題が起きないための改善は別です。個別対応が終わった後、料理、接客、提供時間などテーマとして記録します。

同じ内容が続いていれば、手順や設備を見直します。逆に1回限りの事象なら、再発防止に必要な範囲で対応します。

お客様の声を店舗改善に活かす方法を見る

参考情報

外部情報は記事公開時点で確認した内容です。サービス仕様や各社ポリシーは変更される場合があります。

ミセコエ

アンケートを一から作らず、店内の声の入口を用意できます。

店名を登録してQRを設置すれば、お客様はログインせず回答できます。通常の声はまとめて確認し、「今、お店に伝えたい」と本人が希望した声はLINEで気づける設計です。

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